総合学習

会社の同僚から「総合学習」の協力ということで 小学4年生の女の子が作ったアンケート(=手紙)を頼まれた。
総合学習の課題は 「人と人とのかかわり」であり 彼女は 『野菜と私』というテーマに取り組んでいた。
 手紙の文章が 簡潔で分かりやすく 文字も非常にきれいで 丁寧に書かれていた。手紙(=アンケート)を受け取った人たちは 皆 その文章力に驚き 文面の丁寧さに 快く回答していたようだった。


 最近は 「食育」ということで 小学校の「総合学習」が少し置いてけぼりになっているような気がする。また 総合学習が登場した頃から どんな課題にすべきか 教える側が迷っていたような感じだ。


 総合学習をネットで検索すると 大層な取組みになっている場合が見られる。(2003年ごろのHP)
 でも 総合学習に 大層な取組みは 必要ないのではないか。普段の学習は 効率性と体系的教育の見地から「教科」で教えることが必要だが、それが 普段の生活にどのように関わっているかを知ることが 「総合学習」ではないか。
 どんなに学校の成績が良くても 社会に出て役立たない知識など いくら覚えても意味がない。


 そういう意味で 彼女の取組みは 見事なものだといえるような気がした。自分の身の回りにあるものに興味を抱いて 一つのテーマを決めれば 教科との関わり合いが出てくる。
 手紙を書くためには 国語力が必要だし アンケートを集計するとなると 算数の力も必要になってくる。「野菜」に対する焦点の当て方を人に絞れば 社会科の力が必要になる。
又、野菜そのものを見ていくとなると 理科の力が必要になるだろう。


 総合学習の中で 自分の得意・不得意を見つけ 学習の動機付けにすること また 教科で習ったことが生活の中で生かされているという実感が 学習意欲につながると考えられるのではないか。